代表挨拶

近年、孤立死や自ら死を選ぶ方々、事故死で亡くなる方々が増え、その増加に伴い、“特殊清掃”を必要とする現場が大変増えております。私自身、父を突然の事故で失い、唐突な死に気が動転している中での清掃は辛く、その際、特殊清掃の仕事の大切さを身に染みて感じました。

 特殊で悲惨な現場が多く、一般の方は“その部屋に踏み入れられない”、“異臭が漂い、部屋で作業できない”ことも多くあります。そうした場での適切な対応は難しく、専門業者といえども、配慮が足りない業務が行われることもあることでしょう。

 しかし、特殊清掃は、これまで“誰かが行ってきた仕事”であり、“誰かがやらなくてはならない仕事”であることは間違いありません。「使命」をもって、誰かがやらなくてはならないのです。

 礼を尽くし、事件現場での清掃を丁寧に行うことで、故人への供養に繋がります。また、残されたご遺族の方々の「こころの回復」にもなります。専門業者として、行う業務一つ一つが、ご依頼者の“救い”となり、たくさんの「心からのありがとう」という、感謝の言葉が私たちの原動力となっていくのです。

 人の死のあとには、葬儀他、ご遺族も行わなければならないことがあり、現場で血を見るなど、気が動転し、何をして良いかわからない状態で行う「特殊清掃」。 そうした状況にあるご遺族に代わり、部屋をきれいにしてあげることができれば、どんなに救われるでしょうか。

 

代表 山口 元紀